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これは皿のなかにある野菜と、皿の周りに配置されている果物を上からみた絵です。
上から見たように描くのは、その配置や関係を最も簡単に平面に置き換えることが出来るからでしょう。 皿の周りに輪が連鎖して空間を充実させようとしています。 閉じて囲まれた円は画面の中で区別され、地と図の関係がうまれます。 つまり前にあるものと後ろにあるものの関係がうまれます。 それはある程度の深さを持ち画面を分裂させようとします。 抵抗の無い宇宙空間ではすべてのものが丸くなり中心から均一の距離を持った球体が自然な形であるように、視覚的に円は平面の中で、完成された独立なものであるといわれるようです。 円はそれ自体で完結しているので、他との区別をはっきりとさせ、実体を表すのにもっとも適した印となるのかもしれません。 皿を表す楕円と、その中の野菜はそれだけでは画面の中で独立しすぎてしまうかもしれません。 皿からはみ出している棒のような葉っぱや、皿の周りでリズミカルな連鎖を持っている果物は、皿と同じように自己を主張し、画面に存在することによって、画面を充実させると同時に、中心の皿が画面から解離しすぎることから救っています。 全体に施されたテクスチャーも、そのランダムな方向性が、ときに線と呼応したり、絡まったりしながらそれとなく画面と線の関係を支え充実させているようにも思えます。 画面は明るさと軽さを保ちながらリズミカルで充実感のある楽しいものになっています。 ![]() ブログランキングに参加しています。よろしかったら応援のクリックお願いします。 ![]() |
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