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まず左から黒、黄色、赤、などの線で物を表す丸が描かれています。
緑のやや複雑で興味深い形は如雨露(じょうろ)を線で表す端的な表現です。 果物や玉ねぎ等のように完結した形ではなく、形の複合体であるこの如雨露の表現には興味深いものがあります。 色の線のリズム感が主な魅力にも関わらず、この絵にはある安定感があります。 それは重く感じられがちな左側には細い線が浮遊し、 軽く感じられがちな右側には強く重い黒、紺、そしてオレンジの斑点が置かれることによってバランスが取られています。 下に引かれた太いオレンジの線とあいまって、左からあちらこちらへの方向性をもった丸の形や如雨露のダンスが右側の端っこの強い斑点によって終止符をうたれることによって、私たちはとりとめの無い方向性がリズム感として安定することを感じます。 なぜならそこを支点として画面に浮かぶ形を捉えなおし、またそれぞれの方向性を楽しむ事ができるからです。 ブログランキングに参加しています。よかったらクリックおねがいします。 ![]() |
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![]() もりやま様、今晩は。
もりやま様、今晩は。 私のような素人が見ると、子どものヘタないたずら書きと思ってしまって、ゴミ箱に捨ててしまうような絵です。 もりやま様の方法論というか、興味というか、行いといいますか、それ自体が興味深く、文章の正確さとともに、見逃せない感じがしております。 Blogの世界のおもしろさ、すばらしさを発見させてもらったと思っています。 しかし、私自身も、おそらく、素人の人が見たら何の価値も見いだせないようなことに、深い意味を読み取ろうとして日夜努力しているわけで、きっと同類なのではないかと僭越ながら考えています。 熊谷守一(でしたか?)が子どもの絵を拾ってきて、いつまでも眺めていたというようなはなしも思い出します。絵画体験も深まると、そういう境地になるのですか。 もりやまさん、はじめまして! 履歴から来ました。 子供たちの描く絵が大好きなのですが、 あまり見る機会がないので、もりやまさんのブログをみて とてもうれしく思いました。 これからも、どんどん紹介してください! リンクさせてもらってもよろしいでしょうか? idealistk様
難しい質問ですね。答えになるかどうか・・・ 製作をしていると、もともと楽しいはずの絵をかくことが、苦しいだけにしか思えないときがあります。 そんな時に生命の本質的な喜びを思い出させてくれる作品に出会うと、なにか救われるような気がします。 それが巨匠の作品であったり子どもの絵であったりするのですが、なにか共通するものがあるように思えるのです。 自分が興味を持ったり面白いと感じたことを他の人も感じてくれれば言葉で説明する必要は無いのですが、 言葉に置き直すことで自分に返ってくるってくることもあり なぜ面白く感じるのかと考えて書くと少しは伝わるのではないかと思っています。 自分で製作しているときはいちいち言葉にはしないし、客観的になりきれないのですが、指針とするものを言葉にすると、 このブログで言っているようなことを考えているのではないかと思います。 「率直なものはひとを驚かす。」とマティスはいいました。それは心に直接語りかけて来るからだろうと思いますが 率直であるということはかなりむずかしいことなのかもしれません。しかし科学研究の分野でもそれは大事なことだろうと想像します。 日常の中にも探せばいくらでも美しいことや価値あることが見つかると思いますが、 タイミングとか、その時の気分や考え方によってそれどころじゃない。 と言うことも多いとおもいます。 始めは作品ホームページを作る練習にと思って始めたブログですが、いまだにそちらの方は手がつけられず、このブログを見たひとが 何か見つけることのきっかけになればと願います。 かくさんさんへ
どうもありがとうございます。リンクしていただけるとうれしいです。 マティスの言葉
「素直なものは人を驚かす」。その言葉が、私を驚かしました。 余談ですが、マティスに関する感性が私には弱いらしいのです。 今年初めて行くことが出来たエルミタージュ美術館で、マティスの大作とピカソの作品が同じフロアーに驚くほどたくさん並べられていました。 私は「アブサンを飲む人」(正確な題名は知らないのですが)の本物(!)に出会えたことに興奮していて、マティスの美しさに感動するというわけではなかったです。 今日は、ながら勉強で、だらだらと数学の勉強をしていたのですが、一日中分からなくてどうしようかと思っていた部分が、単に書き手の独特な表記法をこちらが忘れていて誤解していただけだったことが、夜になって分かりました。あまり関係ないかも知れませんが、素直にならないと目の前のものさえ見えていないのですね。 履歴を見てきました。私は高校教師ですが、メルヘンが大好きです。子供も昔とてもいい先生に絵を習いました。今は大学生の子絵を部屋に飾っています。その先生は見たままに書いてよいといっていました。それでかなりデフォルメされた絵でも本人がそう感じればそれでいいとの考えでした。もりやま様もがんばってください。またブログ見にきてください。
【2005/11/21 18:33】
URL | キツネドン #-[ 編集]
キツネドンさま
ありがとうございます。 ![]() |
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みなさん、絵の撮影方法について、親切に教えてくださって、ほんとうにありがとう!私、すぐに試してみます。でもその前に、休憩時間を利用して、エントリをまたひとつ。今回は、抽象絵画の楽しみ方ということで 芸術的イエローカード【2006/09/17 16:45】
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