深読み先生お絵かき教室日記<%sub_title=子どもの絵解析>
FC2ブログ
深読み先生・お絵かき教室日記
絵画作品 子どもの絵解析
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告
解きほぐす
DSCF1209.jpg

やさしい雰囲気の、美しい作品です。
この作品を支配している、淡いブルーは画面全体にひろがって、その色彩で画面に統一感を与えています。
そして薄くみずでひろがったブルーは、線で描かれた花の黄色やピンク等と呼応して作品に魅力を与え、その濃淡は画面全体に柔らかい雰囲気をもって、線で描かれた花を包む空気のような深さを持っています。

透明感を持った効果は、水の流動性や紙との関係、筆運びのタイミング、乾燥の速度、及び一回性等が微妙に影響を与え合うので、コントロールするのが困難です。

それはコントロールしようとする意志があるほど困難といえるかもしれません。
流動的で定着し難いものを画面に置いて、何らかの形に定着しようとするのですから、本来的に矛盾をはらんでいるといえるかも知れません。
コントロールしようとする意識は大きければ大きいほどかえって邪魔をして反発を招きます。
作品を作ろうとする意識が返って邪魔をすることになるのです。
 
そのように作品のなりたちに本来含まれる矛盾を考えると、
このように提出された無造作な気楽さは、私たちの意志の凝り固まった部分を解きほぐす効果があります。
そしてある開放感を伴って見ることが出来るのかもしれません。


にほんブログ村 美術ブログへ ブログランキングranQ

ブログランキングに参加しています。よろしかったら応援のクリックお願いします。

【2006/07/23 17:03】 | 絵画 | トラックバック(0) | コメント(7)
<<詩への階段 | ホーム | ライオン>>
コメント
リンクありがとうございます!
リンクをいただけたみたいで、嬉しう存じます。ここに載っているこどもたちの絵は、どれも素晴らしいものばかりで、もりやまさまの鑑賞眼の確かさを感じるものです。これから、時々TBをさせていただくことになるかと思います。よろしくお願いします。
【2006/07/24 15:42】 URL | 失敗だらけだフニャ #-[ 編集]
解きほぐす
こんにちは
mikoです。

いつも、印象的な作品の解析に感心しています。
線で描かれた花が、空気のようでな流れでもあるし、水のようでもあるし、また、風のそよぎのような、不思議な世界に包まれている作品ですね。

とても楽しみです。
【2006/07/24 20:04】 URL | なりたか&miko #-[ 編集]

失敗だらけだフニャさんへ
こちらこそありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。

なりたか&mikoさんへ
いつも応援ありがとうございます。
つたない文ですが、これからもがんばって書こうと思いますのでこれからも宜しくおねがいします。
【2006/07/25 09:13】 URL | もりやま #boNb3IEw[ 編集]
美の秘密
うーん、やはり現代のアートなのですね。
もりやまさんのコメントを読んで、現代美術の秘密に触れたような気持ちがしました。
やはり、美は意図を超えたところにある。
【2006/07/29 12:57】 URL | idealistk #-[ 編集]
idealistkさんへ
確かにうまくいった作品は意図をこえたところにあると思いますが、意図を超えてればすべて良いかといえばそうでもないし、それを判断,検証するのはやはり意識の部分だと思うと、どうも単純にはいえなくなってしまいますね。

だいぶ昔読んだ「偶然と必然」という題の本を思い出しました。内容はよくおぼえていませんが確か著者は最後まで唯物論的な立場を捨てなかったように思いましたが、それもよく分かりません。
idealistkさんは違う立場かと推察しますがいかがでしょうか、


【2006/07/30 22:09】 URL | もりやま #boNb3IEw[ 編集]
ジャック・モノー
「偶然と必然」ジャック・モノー、私も、学生の頃、読みました。
戦時中はレジスタンスの闘志で、ノーベル賞をもらったかもらわないか位の生物学者。
かっこよかったですね。

当時は、唯物論と言って良いのか、正統的な科学主義の中で、自分とは何かを考えようとしていて、その場合の、自分の根拠は、肉体しかありませんから、私が何をしたかというと、運動部に入って、体を鍛えていたのです。バカですね。
【2006/08/16 23:12】 URL | idealistk #-[ 編集]
idealistkさんへ
お返事ありがとうございました。
なかなか答えづらいのではと思っていたのでお返事がいただけてうれしいです。
それもチャーミングな答えを。
私はまったくの素人なので結論がどうというより、アリを宇宙人が観測したら非常な精密機械に見えるだろうとかという思い付きが面白いと思ったりしたものでした。
なにかひらめきを感じました。
アリと機械をどう区別するか今はまったく覚えていませんけれど。
合目的とか合目的的とかわけの分からない言葉にであったのもこの本でした。
辞書で調べて分かったつもりになっても、とても使いたいとは思えないことばです。
【2006/08/17 20:31】 URL | もりやま #boNb3IEw[ 編集]
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://trkhr884.blog27.fc2.com/tb.php/95-832faa24
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
プロフィール

もりやま

Author:もりやま  画家の眼から見た子どもの絵の良さ、子どもの絵を通して芸術の意味を考えていきます。気軽にコメントくださいね。
リンクはフリーです。
Judging from eyes of a painter, I analyze a picture of a child. I think about a meaning of art through a picture of a child.  /

もりやま作品展示室

works exhibition room

生徒募集kiio
無題

絵画・美術教室検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。

目次

サイト内検索

検索したい言葉を入れると、その言葉が使われた記事を並べます。

最近の記事

最近のコメント

リンク

カレンダー

09 | 2018/10 | 11
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最近のトラックバック

RSSフィード

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
--